新しいレポートで見るサイトの特徴: 「最適化 x 新しい管理画面」シリーズ ステップ 1
2011/03/10

2011 年 3 月 10 日
ラベル: 最適化、最適化x新しい管理画面「最適化」という言葉を AdSense ではよく利用します。
これは、AdSense をうまく使っていただくことで皆様がお持ちのサイトの可能性を適切な方法でできる限り引き出す、という意味です。
「AdSense を使い始めたがきちんと活用できている気がしない」「自分のサイトに最も合った AdSense の利用の仕方がわからない」
そんな声にお答えして、今回は「最適化 x 新しい管理画面」シリーズとして AdSense の最適化の方法を全 4 回でお届けします。新しい管理画面の機能を使って、より効率的に行う方法を中心にご紹介します。
各回の内容
ステップ 1 : 新しいレポートで見るサイトの特徴
- 新しい管理画面で見る 5 つの指標
- 最適化 = 4 つの指標の最大化
ステップ 2: 4 つのポイントで始める最適化
- ページビューの増加
- テキストとイメージ/リッチメディア広告
- 記事下への配置
- 幅広のユニット
ステップ 3 : チャネルを使った効果測定準備
- URL チャネル
- 画像で理解するカスタム チャネルの名前の付け方
ステップ 4: グラフで見る最適化の効果測定
- グラフで見る自サイトの傾向
- 使える「比較対象」と「比較方法」の組み合わせ
- 組み合わせの実例
今回は「最適化 x 新しい管理画面」シリーズ第 1 回目として、自分のサイトの変化を読み、今後の対策を立てる方法をご案内します。
<新しい管理画面で見る 5 つの指標>
AdSense のレポート、特に新しい管理画面のレポートでは以下の図のように様々な指標を見ることができます。

- 見積もり収益額
AdSense の見積もり収益額です。有効なクリック数と表示回数の確定が月末に行われた後の「収益の確定額」とは異なる場合があります。収益の確定額は各月末に [お支払い] ページに表示されます。
参考: ヘルプ センター 「見積もり収益額と確定した収益額の相違」
この収益を決める要素として「ページビュー」「RPM」「CTR(クリック率)」「CPC(クリック単価)」があります。
- ページビュー
AdSense が掲載されているページの表示回数です。1 ページに表示される広告の数とは関係なく、ページの表示回数として 1 回カウントされます。 - ページの RPM*
合計収益額をページの表示回数 1,000 回単位で割った値です。言い換えると、ページが 1,000 回表示された場合の見積もり収益額となります。見積もり収益額はページビューに左右されますが、このページの RPM を見ることで、ページビューに左右されない AdSense の収益性を見ることができます。この RPM は「CTR (クリック率)」と「CPC(クリック単価)」によって決定します。
*以前の管理画面では eCPM と記載されていましたが、新しい管理画面でページの RPM となりました。 - ページの CTR
いわゆるクリック率です。クリック数をページの表示回数で割った値になります。 - CPC
クリック単価と呼ばれ、1 回の広告のクリックに対して広告主が支払う金額です。レポートのクリック単価の列には、見積もり収益額をクリック回数で割った値が表示されます。

<最適化 = 4 つの指標の最大化>
上の図で見られるように収益は 「ページビュー」「RPM」「CTR(クリック率)」「CPC(クリック単価)」によって決まるので、これらの数値を向上させることが収益向上へとつながります。
次回はこれらの指標を上げる代表的な方法をご案内いたします。
今回の記事を見ながらレポートを確認して、ご自分のサイトの傾向をぜひ読み取ってみてください。
AdSense 日本版公式ブログのアンケートにご協力ください。
AdSense に関する疑問・活用方法はヘルプフォーラムにお寄せください。
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