DFP スタンダード: 実際のユーザー様との座談会に学ぶ事例
2010/10/04
2010 年 10 月 4 日
8 月 4 日に六本木の Google 新日本オフィスにて、DFP スタンダードをご利用中のユーザー様を対象とした座談会を開催しました。
今回は座談会にていただいたユーザー様の DFP スタンダード本製品に関するご意見、また Google 担当者よりご案内させていただいた DFP スタンダードの活用方法を中心にご案内いたします。

1. DFP スタンダードとは
DFP スタンダードは、広告配信の管理を容易にする製品です。
広告枠を直接販売されている場合、AdSense のような広告ネットワークを利用されている場合のどちらでもご利用いただけ、収益の増大に役立ちます。DFP スタンダードは、収益の拡大、広告配信コストの削減、キャンペーン管理の効率化のため、既に世界中で多くのサイト運営者様にご利用いただいています。
まだアカウントをお持ちでない場合は、DFP スタンダードのウェブサイトからご登録いただけます。
2. DFP スタンダードを利用されてみての感想
株式会社 QLife 峯様
- レポートの信頼性が向上
「DFP スタンダードを利用することにより、Google のサービスや第 3 者の広告配信サービスということで広告主様から、より信頼が得られた。自社で開発した広告サーバーを利用し、広告を運用したこともあったが、インプレッション数やクリック数等、自社ですべて管理することができてしまうため、場合によっては広告主様から信頼してもらえないことがあった。」
-広告配信コストを抑制
「有料版 ASP 型の広告配信サーバーを利用していたが、広告にアクセスがあるたびに課金されてしまうので固定費がその分増えていた。」
- ユーザビリティが高い
「他の Google プロダクトとデザインが統一されているため、学習コストが低い。」
株式会社日経ラジオ 掛原様
-レポートの操作性が向上
「非常に使いやすく、見たい情報をリアルタイムに見ることができる。」
-運用フローの変更
「社内での広告運用フローが今のところ、DFP スタンダード用に最適化されていないため、これを機会に広告運用フローを見直し、もっと効率的な広告運用フローを確立していきたい。」
株式会社イデア 藤田様、藤島様
-充実した設定機能
「最近、DFP スタンダードを利用したばかりだが機能には満足している。現在は他の広告配信サーバーと一緒に DFP スタンダードも利用しているが、DFP スタンダードでは設定できることが多い。」
「機能をうまく使うことで様々な広告の中から効率良く配信できるので、収益に有効なだけでなく、クライアント様に対して、これまでの期間指定広告から一歩進んで、より効果が高いと思われる広告掲載方法をご提案できそうです。」
エイアイエスイー株式会社 郭様 平原様
-自動配信で配信ミスの低減
「今までの運用では広告を切り替える際、手動で古い広告コードから新しい広告コードに切り替える必要があり、DFP スタンダードを利用することになった。人的ミスによる配信事故や手動によるストレスから解放され満足。自社の運用に合うような広告サーバーをずっと探していたところに DFP スタンダードと出会った。」
- 将来的な Google の広告管理ツールに更なる期待
「AdSense 以外の広告ネットワークも運用しているので Google で将来的にリリースされる予定の「AdExchange」により、他の広告ネットワークから単価の最も高い広告を表示するといった機能にとても期待をしている。」
- 掲載日時の設定も自由
「週末など休日も自動に切り替えることで、広告主又は広告代理店の掲載日時にいつでも対応できることが魅力。」

3. DFP スタンダード活用事例
今回の座談会では、Google の担当者からも既に DFP スタンダードを利用している外国の企業様の活用方法事例をご紹介させていただきました。
A. 地域ターゲティングのギャップを埋める
純広告を主に利用されているある企業様では、サイト トラフィックの一部が他国からのトラフィックでしたが、純広告は自国のトラフィックのみにターゲットされているため、この他国からのトラフィックに広告を活かすことができていませんでした。
そこで DFP スタンダードの地域ターゲットを利用し、他国からのトラフィックに AdSense を配信を開始されました。トラフィックを無駄なく活用することができ、結果として収益向上につながっています。
B. 空き枠に対して自社広告と一定の割合で切り替えることでクリック率を維持
空き枠に自社広告を利用されていうサイト運営者様も多いかと思います。
こういった企業様の事例としては、自社広告が一定以上出ることによるクリック率(CTR)の低下を、DFP スタンダードを利用して改善しました。
自社広告を一定回数表示後、自動的に次からは AdSense が表示される設定(フリークエンシー キャップ)をされたのです。これにより、広告のマンネリ化を防ぎ、クリック率が向上しています。
また、アフィリエイト広告など自動で切り替わらない広告にもフリークエンシー キャップを適用することで、AdSense の収益はもとより、その他の広告の CTR を維持することで全体の改善につながる可能性があります。
4. DFP の設定は動画でご覧いただけます
DFP スタンダードの具体的な設定方法をデモンストレーションを行いながら動画でご紹介させていただいております。
パソコンとインターネット接続環境があれば、いつでもどこからでもご覧いただけます。セミナー動画の再生を一時停止したり、ちょっと戻って確認するといったこともご自由にコントロールできます。
* Internet Explorer または Firefox でご覧ください
DFP スタンダードを既にご利用中の方や検討中の方、他社の広告配信サーバーをご利用中の方はぜひご覧ください。
ぜひ、この機会に DFP スタンダードを活用して、広告枠の競争を最大化しサイトの収益力を高めましょう。
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