AdSense ユーザー向け Analytics 講座 第 2 回ユーザーの特性を知るには
2009/06/03
2009 年 6 月 3 日
Posted by 清水 千年 Analytics 担当
前回の記事、Analytics 講座 第 1 回 レポート画面の見方はご確認いただけましたでしょうか。
今回は「どんなユーザーがサイトに訪れているのか」を把握するためのレポートの見方をご説明いたします。
"[ユーザー] ページの見方"
ユーザーサマリーではユニーク ユーザーを見ることができます。[ユーザー] をクリックして [ユーザーサマリー] が表示してみましょう。

"ユーザー分析 4 つのポイント"
① [新規ユーザーとリピーター] の分析
[ユーザー] ページの中で注目するべきポイントは [新規ユーザーとリピーター] の欄です。新規ユーザーとリピーターの割合はサイトの性質によって大きく異なります。
このページで [AdSense の収益] タブをクリックし、どちらのユーザーがより収益を生んでいるかをチェックしましょう。明らかな偏りがある場合、その原因を調べることで、サイトの改善点を考えることができます。
② [リピート訪問数]
次に、[リピート訪問数] 内にある [リピートセッション数] を見てみましょうこの数値を見ることで、お客様のサイトにどれくらいのリピーターがいるか、またはどれくらいの頻度でリピートしているかといった傾向をみることができます。
③ [PC 環境]
最後に PC 環境をチェックしてみましょう。[ブラウザ] の項目では User がお客様のサイトをどんなブラウザ、OS、ネットワーク環境の分布を確認できます。
④[ユーザー定義]
Google Analytics ではサイト運営者様ご自身で、独自のセグメントを設定し、各セグメントのユーザーの行動を分析することができます。
"[アドバンスセグメント] の活用でさらに分析"
アドバンスセグメントはアクセス解析のデータをサイト運営者の欲しい切り口で加工し、レポート表示できる機能です。ユーザーページとアドバンスセグメントは非常に強力な組み合わせになります。
アドバンスセグメントの詳しい説明は Analytics ブログのこちらの記事をご確認ください。

以上マイレポートの使い方と [ユーザー] 項目の分析方法を説明させて頂きました。
Analytics を使ったアクセス解析は、サイトの変更を行った際にその効果測定を行うことが最も効果的な使い方です。コンテンツの追加やサイトの大幅な変更が起きた際には、Analytics を使って、これらの数字を確認することをお勧めいたします。
次回は [コンテンツ] のレポートを中心に、実際にサイトのクリック率を向上させるために見るべきデータについてお伝えします。
関連記事:
Analytics 講座 第 1 回 レポート画面の見方
Analytics で AdSense データを解析
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収益を高めるためのアドバイスやイベントのご案内、AdSense やその他の Google サービスの特別優待情報のメール配信を希望される方は、AdSense アカウントにログインし、[アカウント情報]タブの[メール設定]から設定いただけます。
Posted by 清水 千年 Analytics 担当
前回の記事、Analytics 講座 第 1 回 レポート画面の見方はご確認いただけましたでしょうか。
今回は「どんなユーザーがサイトに訪れているのか」を把握するためのレポートの見方をご説明いたします。
"[ユーザー] ページの見方"
ユーザーサマリーではユニーク ユーザーを見ることができます。[ユーザー] をクリックして [ユーザーサマリー] が表示してみましょう。
ユニーク ユーザー: カレンダーで選択した期間にサイトを訪れたユーザーの数です。ユーザーがお客様のサイトに訪問した日数や、それぞれの日にお客様のサイトを訪問した回数 (セッション数) にかかわらず、ユニーク ユーザーは 1 人とカウントされます。
例えば、4 月 1 日から 4 月 7 日までの期間を選択した場合、あるユーザーが 1 日と 4 日にサイトを訪れても、4 日に何回も同じページを見ても、そのユーザーは、1 ユニーク ユーザーとカウントされます。
"ユーザー分析 4 つのポイント"
① [新規ユーザーとリピーター] の分析
[ユーザー] ページの中で注目するべきポイントは [新規ユーザーとリピーター] の欄です。新規ユーザーとリピーターの割合はサイトの性質によって大きく異なります。
掲示板や SNS などのようにコミュニティが中心のサイトの場合、リピーター(表記 [Returning Visitor])の割合が大きくなり、ニュースのような情報サイトはリピーターの割合が小さくなる傾向があります。
このページで [AdSense の収益] タブをクリックし、どちらのユーザーがより収益を生んでいるかをチェックしましょう。明らかな偏りがある場合、その原因を調べることで、サイトの改善点を考えることができます。
例えば、新規ユーザーにはサイトのナビゲーションがわかりづらく、目的のページに到達しにくいため、直帰率が上がってしまうなどが考えられる原因の 1 つです。
② [リピート訪問数]
次に、[リピート訪問数] 内にある [リピートセッション数] を見てみましょうこの数値を見ることで、お客様のサイトにどれくらいのリピーターがいるか、またはどれくらいの頻度でリピートしているかといった傾向をみることができます。
リピートセッション数が伸び悩んでいる場合、サイトの更新頻度を上げること、お気に入りボタンなどを設置して、ブックマークしてもらうなどのアクションを考えてみましょう。
③ [PC 環境]
最後に PC 環境をチェックしてみましょう。[ブラウザ] の項目では User がお客様のサイトをどんなブラウザ、OS、ネットワーク環境の分布を確認できます。
例えばデザイン系のサイトで safari をお使いのユーザーが多い場合、safari でもサイトがきちんと表示されているのかを調べる必要があります。また、地域の情報、時間帯をクロス分析することで、例えば、「関西圏で、21~23 時の時間帯、既存ユーザー 70%、OS/ブラウザ Mac/safari の割合が高い」といった詳細な情報を得ることができます。これらを元に新しいコンテンツを考えるきっかけにして頂ければ幸いです。
④[ユーザー定義]
Google Analytics ではサイト運営者様ご自身で、独自のセグメントを設定し、各セグメントのユーザーの行動を分析することができます。
例えば、サイトに訪問したユーザーがフォームから選択した職種「エンジニア」「マーケティング」を選択するよう設定し、職種別にユーザーのページ閲覧やコンバージョンなどの行動を分析することができます。詳しくはこちらをご参照ください。
"[アドバンスセグメント] の活用でさらに分析"
アドバンスセグメントはアクセス解析のデータをサイト運営者の欲しい切り口で加工し、レポート表示できる機能です。ユーザーページとアドバンスセグメントは非常に強力な組み合わせになります。
アドバンスセグメントの詳しい説明は Analytics ブログのこちらの記事をご確認ください。
例えば、直帰した (サイトを訪れて他のページを見ない) 新規ユーザーの収益と直帰していない新規ユーザーのアドセンスの収益とを比較することも可能です。
以上マイレポートの使い方と [ユーザー] 項目の分析方法を説明させて頂きました。
Analytics を使ったアクセス解析は、サイトの変更を行った際にその効果測定を行うことが最も効果的な使い方です。コンテンツの追加やサイトの大幅な変更が起きた際には、Analytics を使って、これらの数字を確認することをお勧めいたします。
次回は [コンテンツ] のレポートを中心に、実際にサイトのクリック率を向上させるために見るべきデータについてお伝えします。
関連記事:
Analytics 講座 第 1 回 レポート画面の見方
Analytics で AdSense データを解析
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